うまくいってる会社の条件とは
先日、ある調査員から以下のようなことを言われた。
「うまくいっている会社は夢を見させている会社が多い」
夢をもてる会社で働いている社員のモチベーションは高い。
会社のビジョンと個人に期待していることが、目標が明確だからだ。
これもブランディングが上手くいっている会社とイコールだ。
社員の夫や奥さんが友人から「旦那さんってどんな所に勤めてて何してる人なの?」って聞かれた時にパッと答えられるか。
シンプルに心打たれるような。
ブランディングが出来ている会社で起きること
ここで有名な話をしたいと思う。
時のジョンソン大統領がNASAに訪れた時の清掃員との会話。
掃除をしていた従業員に「何をしているの?」と尋ねた際、帰ってきた言葉は「大統領、私は人類が月に行くお手伝いをしています」
…マジ心打たれる(つД`)ノ
意識高すぎ。
NASAのミッション、バリューが末端まで浸透している証拠。
最高のブランディング。
そう、ブランディングが成功している会社は社員が良い意味で高いプライドを持っている。
実は僕も身をもって体験している。
それは転職で社員数450人→1,800人→7,600人となるに従いブランディングが浸透していることを肌で感じた。
そして今現在、僕が経営している会社は社員数約70人。
全く浸透していない。
規模が小さいほど会社の理念の浸透は優位なはずだが。
逆に言えばブランディングに成功することが会社の成長に必要なことなのだろう。
大企業も初めから大企業だったわけではない。
一人一人の顧客と向き合い、会社の理念・ビジョンのもと少しずつブランドが浸透していったのだろう。
できない会社は時代に淘汰されるのだ。
地方中小企業のブランディングはヤバイ
地方の中小企業の存続に危機感を感じているのはこの点なのです。
特に今は後継者不足、人手不足が社会問題になっている。
個人でもM&Aができる時代。
M&Aは会社員時代に経験したが、口で言うほどたやすいものではない。
契約時で20%、残りの80%は企業文化を合わせる必要があるけど、これが難しい。
個人M&Aや後継者への事業承継も同じ。
理念の継承ができるかどうかが重要と言われているが、そもそも承継前の段階でブランディングができているのか。
人手不足と言われている状況の中で、採用活動にブランディング戦略は浸透しているのか。
あらゆる面において会社のブランディングを最重要課題として取り組んで欲しい。
中小企業、特にBtoC型の中小企業に参照していただきたい記事が以下